Newsお知らせ
2024.05.23
土砂災害・洪水の前兆現象と避難について
2024年5月21日(火)に沖縄気象台より「梅雨入りしたとみられる」と発表された、翌日22日(水)には、大雨が降り、豊見城市にも土砂災害警戒情報と洪水警報が発表されました。
これからの季節、梅雨時期や台風時期の雨による自然災害に注意しなければいけません。
そこで、本ページでは、雨による災害「土砂災害」「洪水災害」について紹介します。
豊見城市防災マップには、地形によって考えられる災害や避難経路などが掲載されています。 なお、2019年3月発行になっているため、最新の情報は豊見城市ホームページをご覧ください。
土砂災害には、『がけ崩れ』『土石流』『地すべり』があります。
【がけ崩れ】は、地中に染み込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震の影響により急激に斜面が崩れ落ちる土砂災害です。
(前兆現象)
〇がけから水が吹き出す 〇がけからの水が濁る 〇がけに亀裂が入る 〇小石がパラパラと落ちてくる 〇がけから音がする
【土石流】は、山腹・川底の石や土砂が一気に下流へと押し流されることをいいます。流れの速さは規模によって異なりますが、時速20キロ~40キロという速度で一瞬のうちに家や畑などを壊滅させてしまう災害です。
(前兆現象)
〇山鳴りや立ち木の裂ける音がきこえる 〇石のぶつかり合う音がきこえる 〇雨が降り続いているのに、川の水位がさがる
〇川の水が急に濁ったり、流木が流れてくる 〇泥臭い臭いが漂う
【地すべり】は、斜面の一部あるいは全部が、地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下の方に移動する現象のことをいいます。一般的に移動する土の塊の量が大きいため、甚大な被害を及ぼします。
(前兆現象)
〇山腹や地面にひび割れや段差ができる 〇斜面や地面から水が吹き出す 〇建物や電柱、樹木が傾く 〇井戸の水かさが急激に変わる
【洪水災害】は、雨量の増加によって、川から水があふれる。堤防が決壊して起こる「外水氾濫」と、街中の排水が間に合わず、地下水路などからあふれ出す「内水氾濫」があります。 豊見城市防災マップには、イメージができるイラストが掲載されています。
雨の降り方がいつもと違う、普段は冠水しない道路が冠水している等、ふだんと異なる前兆に気づいた場合には、直ちに安全な場所へ避難しましょう。
【避難のポイント】
〇明るく足元が見える時間に避難する事が安心です。
〇サンダルや長靴は危険!運動靴が安全です。
〇避難場所に持っていく荷物はリュック等にまとめ、両手が動かせるようにします。
〇一緒に逃げる家族等、はぐれないようにお互いの体をロープで結んで避難します。
〇水が膝まで来たら助けを呼び、高い所で避難を待ちます。
〇避難時の状況により水面下の状態が分からない場合は、杖や長い棒などを使用し安全確認を行いながら避難します。
なお、避難は(難)を(避)けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。
これからの季節、梅雨時期や台風時期の雨による自然災害に注意しなければいけません。
そこで、本ページでは、雨による災害「土砂災害」「洪水災害」について紹介します。
豊見城市防災マップには、地形によって考えられる災害や避難経路などが掲載されています。 なお、2019年3月発行になっているため、最新の情報は豊見城市ホームページをご覧ください。
土砂災害には、『がけ崩れ』『土石流』『地すべり』があります。
【がけ崩れ】は、地中に染み込んだ水分が土の抵抗力を弱め、雨や地震の影響により急激に斜面が崩れ落ちる土砂災害です。
(前兆現象)
〇がけから水が吹き出す 〇がけからの水が濁る 〇がけに亀裂が入る 〇小石がパラパラと落ちてくる 〇がけから音がする
【土石流】は、山腹・川底の石や土砂が一気に下流へと押し流されることをいいます。流れの速さは規模によって異なりますが、時速20キロ~40キロという速度で一瞬のうちに家や畑などを壊滅させてしまう災害です。
(前兆現象)
〇山鳴りや立ち木の裂ける音がきこえる 〇石のぶつかり合う音がきこえる 〇雨が降り続いているのに、川の水位がさがる
〇川の水が急に濁ったり、流木が流れてくる 〇泥臭い臭いが漂う
【地すべり】は、斜面の一部あるいは全部が、地下水の影響と重力によってゆっくりと斜面下の方に移動する現象のことをいいます。一般的に移動する土の塊の量が大きいため、甚大な被害を及ぼします。
(前兆現象)
〇山腹や地面にひび割れや段差ができる 〇斜面や地面から水が吹き出す 〇建物や電柱、樹木が傾く 〇井戸の水かさが急激に変わる
【洪水災害】は、雨量の増加によって、川から水があふれる。堤防が決壊して起こる「外水氾濫」と、街中の排水が間に合わず、地下水路などからあふれ出す「内水氾濫」があります。 豊見城市防災マップには、イメージができるイラストが掲載されています。
雨の降り方がいつもと違う、普段は冠水しない道路が冠水している等、ふだんと異なる前兆に気づいた場合には、直ちに安全な場所へ避難しましょう。
【避難のポイント】
〇明るく足元が見える時間に避難する事が安心です。
〇サンダルや長靴は危険!運動靴が安全です。
〇避難場所に持っていく荷物はリュック等にまとめ、両手が動かせるようにします。
〇一緒に逃げる家族等、はぐれないようにお互いの体をロープで結んで避難します。
〇水が膝まで来たら助けを呼び、高い所で避難を待ちます。
〇避難時の状況により水面下の状態が分からない場合は、杖や長い棒などを使用し安全確認を行いながら避難します。
なお、避難は(難)を(避)けること。安全な場所にいる人まで避難場所に行く必要はありません。