Newsお知らせ

令和３年３月２４日（水）　豊見城市役所　教育委員長室にて

保栄茂出身の当銘正幸さん（トウメマサユキ：８１才）より、これまで５０年ほどかけて収集した民族資料等の寄贈がありました。

当銘さんは復帰後すぐの３０歳の頃から、県内北部から与那国島の民家を訪ね直接購入してきたおよそ5,000点にも上る民具や焼き物を趣味として資材を投じ収集してきました。

當銘さんによると「人が持たないものを持つ喜び、特に着物に関しては大変貴重なものを数多く所有している」

また、「地元　豊見城の品々を収集しようにもほとんど物がない。現在私が所有している品としては与根の塩田で使用していた製塩の道具位しかない。

沖縄は、それほど先の大戦で本島南部の資料は消失してしまっていたのでこれまで約５０年間、沖縄県内の民家を直接訪ねお願いして購入してきた貴重なもの。

当初より、落ち着いたところで私が収取した品々を豊見城市に寄贈しようと考えてきた。今回はその所有品のうちの3,000点余りを寄贈した。」と話していました。

今回の寄贈品に関しては、整理のうえ来年度にでも豊見城市教育委員会文化課として映像アーカイブ資料としてインターネット上でも閲覧できるように準備しているとのことでした。

豊見城市教育委員会　照屋教育長は、これに感謝し当銘さんに感謝状を贈呈しました。